辻村深月著「家族シアター」感想
家族シアター (講談社文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4062938480/ref=cm_sw_r_cp_api_i_RVPcBb3114W2W
つくづく僕はミーハーですね。
先日の本屋大賞を受賞した辻村深月さんの作品を真っ先に手にとって読むとは。
辻村深月さんは作家さんに疎い僕でも知ってるくらい有名な作家さんではあるけど、実は辻村さんの本ってあんまし読んだことなくて。汗
辻村さんの作品を読んでみようと思った時にじゃあ何から読めばいいか分からなかったので、文庫本で新刊で出てた。家族シアターを手に取ったってわけです。理由がダメダメだ。
まぁ、そういう本の出会い方は本屋ならではと思うので良しとしましょう。
家族シアターは、
大好きだけど大嫌い。大嫌いだけど大好き。そんな家族の関係性を7つの家族のお話で事件や騒動だったりを描いててまさにシアター、劇場ってわけです。あゝこういうことって自分でもあるなって共感のポイントが必ず1箇所はあるはず。辻村さんって細かな人間の心情の描写を描くのが上手いなあとこの作品をみて感じました。ちょっぴり、家族について優しくしようと読み終えた後に思える温かな物語たちです。
特に、姉がバンギャで弟がドルオタで姉に蔑まれるって話。共感でしかなかった。笑
辻村さんの作品もっと読んでみたいなぁと思いました。おわり
本屋大賞を受賞したかがみの孤城読めや!って話なんですけどね。苦笑