山里亮太著 天才はあきらめた 感想
天才はあきらめた (朝日文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4022619368/ref=cm_sw_r_cp_api_i_AE2aCbZT80ZA6 :embed
正直なところをいうと以前はあんまし山里好きではなかったんです。AKBのオタクやってた時になんだこの人ももクロ好きなのにAKBの現場ででしゃばらないでくれとか酷く単純な理由だった気する。
まぁそれから時間が経過して特別好きでも嫌いでもないそんな存在だった。
それなのにどうして今回この本を読もうと思ったのか。1つのキッカケがある。
自分はhuluに加入してて何気無く日テレで2014年に放送されていたもっとたりないふたりを見てとても親近感が湧いたんですよね。
人見知りで飲み会に行きたくないとかなんだろう人間の負の感情を集約させたような人。
でも、めちゃくちゃ面白い。
そんな人が普段からどんな事を考えてるとちょっと興味があって読んでみた。
結果から言うと凄く面白かった。
なんだろうな。
山里さんの凄いところって陰口言われた事に対してとか嫉妬に対してとか負の感情を行動のガソリンとしてパワーにできるところ。
どうして今山里さんが活躍できているのがよくわかったし、その負の感情なんかは普通だったら自分なんかはそっと隠しておきたいものなんだけど、山里さんはそれを隠さない。
だから、芸人としてと言ったらおかしいのかもだけど信頼できる。ただ、身の周りにはこんな人いたら引いちゃうかも。笑
解説でオードリーの若林さんが天才とは、尽きない劣等感と尽きない愛のことなのだから。そして、得てして天才は自分が天才だと気づかないって言っていて正にそうなんだよなぁって感じ。