自己満ブログ

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高山一実著「トラペジウム」感想

"アイドルになりたい女の子の物語"と一見いったら在り来たりな話だと思うかもしれない。

正直、表現の仕方がちょっとくどくない?笑 と思うポイントは所々あったけど、普通にって言ったらおかしいけど読み易く楽しかったな。

現役アイドルがしかも乃木坂46の中心メンバーがこんな事書いて良いの?ってのも確かにあるんだけど、普段乃木坂46での高山一実さんって明るくて温厚で笑顔でイメージがあるだけにアイドルがっていうよりは高山一実さん個人としてこんな事書くんだ!って印象の方が強かったかなぁ。逆に乃木坂46高山一実さんを知らない人がトラペジウムを読んだのであれば、その後に乃木坂46高山一実さんに触れてみてほしい。(沼に引きずり込む音

羽田さんが番組で言ってた"童貞"ってワードも勿論そうなんだけど、トラペジウムに出てくるキャラクターの気持ちって普段から高山さんが感じていることなのかな?と思ったら、ちょっと辛くなったな。笑

文字でしか表現できないことってあるんだろうなぁとトラペジウム読んでてしみじみ思った。

どういった心境で書いたのか高山さんに聞きたいポイントいくつかあるんだけど、個人的には最後の方のくるみがアイドルをやりたくない理由がもろ今アイドルをやってないと分かり得ない感情で少なからずそういう事を思うことあるのかなぁ。

前段の通りちょっとくどい所はあったけど、話としてはスムーズに読めたし普段読書はめっきり…って人にもオススメかも。

小説家 高山一実はどう?って聞かれるとアイドル以外を扱った小説も読んでみないところには何ともかなぁ。何を偉そうにって感じだけど。苦笑

高山一実先生の次回作にご期待ください!って感じかなぁ。笑

兎に角くっそ忙しい中書いてるこのトラペジウム色んな人に読んでみて欲しいなぁ。

因みに僕は現実に登場人物たちみたいなアイドルがいたらくるみちゃんみたいな子を推してるんだろうなぁ。笑

トラペジウム https://www.amazon.co.jp/dp/4040686969/ref=cm_sw_r_cp_api_i_kuwlCbJ70DDP8